バドミントンのダブルスにおいて、サーブする側かレシーブする側どちらが有利なのか考えていきたいと思います。
結論から言えば、初心者の場合レシーブする側が有利です。
初心者の場合は、サーブの練習をする機会が圧倒的に少ないです。
サークルなどに練習に行ったとき、サーブの練習をしている人を見たときがあるでしょうか?
あるとすれば、中級者以上の人ですよね。
そのほかにもサーブを打つ側が、不利な3つの理由があります。
- ミスは即失点
- コートが狭い
- 攻撃性がない
では順番に解説していきます。
サーブミスをすると即失点になる
昔はサーブ権というものがあり、サーブ権を持っていればミスをしても得点にはなりませんでした。しかし、現在ラリーポイントではサーブをミスすると即、失点となってしまいます。
「初心者初級者」と「中上級者」の違いは色々ありますが、一番に言えるのはミスの数が圧倒的に違う。
実際、初心者同士の試合では自分から攻めて決めなくても、ラリーを続けてれば勝手に相手がミスをしてくれます。もちろん逆もありますが(笑)
体勢が良くて、打ち頃のシャトルも、ミスしてしまうことが多々あるのではないでしょうか?
そして、19対19など緊迫した場面なら、なおさらミスも増えるでしょう!なので最初にシャトルを打たないレシーブ側が有利です。
コートが狭いのでミスが増える
サーブはコート全面でなく、決められた場所に打たないと行けません。狭い上に、甘い球にならず、相手に強打されないようにコントロールしないといけません。
そんなことを考えながら、打つとミスがとても増えるのです。
1番目の理由とも重なりますが、接戦になるとミスが出てきます。
サーブは攻撃的な球が打てない
サーブはラケットが腰あたりから出てきます。ラケットは少し下を向いた状態ですね。その状態からだと攻撃はできません。
サーブが甘くなればスマッシュなど強打できます。
注意しておくのは、ドライブ気味の速いサーブと、ロングサーブです。ショートについては遅いので、慌てずにロブなどで返せばよいのです。
以上、3つの理由を書きました。
上記を読んでいると「じゃ~レシーブの方が良いんだね!」となってしまいますが、試合ではサーブを打たないと勝てません。
ミスの少なく、そして攻撃的なサーブも打てるように練習しましょう。グッと有利な試合展開にもちこめますよ!
中上級者の場合はどうなのか?
参考に書いておきますと、この結論もレシーブが有利でしょうね。
ショートサーブが少しでも浮けばプッシュされるし,ロングを打てばスマッシュが待っています。まず攻撃できるのがレシーブ側と言って良いでしょう。
ネットから10センチも浮いていれば、「チャンス球到来!」てな感じで、激しいプッシュを打ち込まれます(涙)
ロングも打つのが怖いので、そうなるとネットのスレスレを狙うのですが、引っかかったり、届かなくアウトにしてしまいます。
数センチが攻守を分ける、とてもシビアな世界ですね。