乾燥した時期になるとシャトルが壊れやすくなりますよね。
そこで霧吹きを使うところが多いと思います。ただどのくらい吹き付けたらよいのかわからず、かけすぎる場面を見ます。
適量が大事。
牛丼にたとえると、どんぶりに紅ショウガがいっぱいで、肉がまったく見えない状態。さすがに適量があります。(大量が好みの方はすみません・・・)
では、どのくらいが適量なのかお伝えしますね。
表面に1回、裏面に1回
羽は乾燥すると折れやすくなります。季節的には冬が乾燥するので、夏に比べて壊れるのも速いです。
乾燥して羽の水分量が少なくなっているので、強制的に霧吹きで水分を補強します。
吹く量はシャトルの表面に1回、裏側に1回です。
10点もいかないうちに壊れていたシャトルが、何もやらないときに比べて、なんとか1試合使えるようになりました。
ただし、フレームショットは無理ですよ、一瞬で壊れます・・・
ある上級者に教えてもらったのは、少しだけリンスを入れるとよいみたいです。割合は水97に対してリンスは3(97:3)。リンスがよく溶けるまで振ってから使用します。
自分が主催の時は、リンス入りを用意できます。しかしビジター(本会員じゃない人)で練習にいった時は、持っていくのは遠慮しましょう。
主催者に対して失礼になる場合があります。(各クラブには独自のルールがありますから)
吹きかけすぎはダメ、その理由は?
より長く持たそうと思って、たくさん吹き付ける人がいますがおすすめできません。
なぜなら、シャトルが重くなり飛距離がかなり伸びてしまいます。
私がかなり前におジャマしたクラブでは、主催者の方がビショビショになるくらいまでかけていました。すこしシャトルを振ると顔に水滴が飛んでくるほどに・・・
その羽で試合をしたらどうなったでしょうか?ハンパなく速くて飛距離が伸びました。
少しでも強めにスマッシュを打とうものならすべてアウト。スマッシュが沈まなくなり、球が伸びてしまうのです。70センチは伸びてました。
どう対応したらよいのか考えていたら、何度もラリーしているうちに水滴がすべて落ちました。
そうすると今度は全然飛ばなくなり、どのくらいの力で打てばよいのかパニックになります。
1試合のうちに飛ぶ距離がかわると、コントロールをつけるのがホント難しいです。
ちなみにコントロールがつかないのは、私だけでなくコートに入っていた4人全員でした。そうするとミスが増え雑な試合になり不完全燃焼な練習で終わりました・・・
何事もやりすぎは良くないですね。表面と裏面にワンプッシュずつで十分なのでやりすぎないよう注意してくださいね。