安定してサーブを打つためのコツを説明します。
ショートサーブが入らないと試合で勝つことが難しくなります。
サーブをミスするといきなり相手に1点入るし、ダブルスだとパートナーとの雰囲気も悪くなる。
連続でサーブミスしてしまうと、その後のサーブを考えただけでイヤになってしまいます。
サーブが安定しないと、不安がよぎり得意なショットも調子が出ないようになってくる場合があります。
そのため、どうにか安定したショートサーブを打ちたいものです。
では下記に、ショートサーブ安定するためのコツを解説していきます。
打つときは動くな
バドミントンはシャトルを追いかけながら打つ競技ですが唯一、静止して打てる瞬間があります。それはいつでしょうか?
はい、それはサーブ(サービス)です。
しかしながら、サーブを打つときしっかりと静止して打たない初心者がたくさんいます。
なにも考えずに、打ってしまうのです。
静止すると安定したサーブが打てます。なぜなら同じ打ち方を打つことが毎回できるからです。ラリー中はどんな体勢でもとりあえず相手コートに打ち返します。
サーブするときは決まった形で打てるので、「腕の位置」「ラケットの角度」「ラケットを振り出す幅」などを決めてしまえば、決まった場所に飛ぶことにつながります。
サーブを確実に安定させるには
ショートサーブを安定させるには「姿勢」「腕の位置」「ラケットの角度」「ラケットを振り出す幅」「立ち位置」
まずはこの5点を意識してください。そしてまず基本となる「型」を決めるのです。
「姿勢」でしたら背筋を少し伸ばしてみます。その姿勢をかならず覚えておいて毎回同じ姿勢で打つようにします。
他の4つも同じです。腕の位置、ラケットの角度、ラケットを振り出す幅、立ち位置をまずは間違ってもいいので決めてしまいます。
もしうまく狙った位置に入らないのであれば、1つの項目だけを変えます。たとえば「腕の位置」だけ変えてみるのです。
いきなりすべての項目を変えるのはオススメしません。何が原因でサーブが変わったのかがわからないためです。いろいろとためしてみるとしっくりくる「型」ができあがります。
「型」ができあがったのなら、あとは反復練習です。毎回同じ「型」で打てるように体に染みこませましょう。
注意点
上記で書いた5つの項目を意識しても安定しないときは、「左手」に注目してください。シャトルを持つ方の手ですね。(左利きは逆)
サーブを打つとき左手を固定していますか?初心者が陥る盲点なのですが、ラケットを振る「利き手」ばかりに意識がいき反対の手をおろそかにしているケースがあります。
サーブが安定するには、安定した土台が必要です。シャトルを持つ手を動かさないようにしっかり安定させましょう。