バドミントンで、体重移動ができないならこの練習

「バトミントンでスマッシュやクリアは、体重移動しながら打て!」と言われるが簡単にはできませんよね。

私も初心者の頃、「シャトルを打つ時は、右足に体重を乗せてから打んだよ」そう教わりました。その通りなのでしょうが、この説明だけだとやり方がイメージできませんでした。

体重移動ができると力強いショットが打てるようになります。逆にできないと弱々しいショットしか打てないです。この記事では体重移動を理解し、実際にできるようになる練習方法を紹介していきます。

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体重移動をマスターする

マスターするには順番があります。

  1. 理解する
  2. 体感する
  3. ラケットを振りながら練習

ここでは1と2が重要です。いきなりラケットを振っても意識が腕の方に行ってしまうからです。しっかりとできるようになってから3に移りましょう。

理解する

普通に立っていると、右足に50%、左足に50%体重がのっています。(50:50)

スマッシュを打つ時で説明すると、立っている時は体重が「まん中」にあります。ラケットを構えて振り始めるために右足に体重をのせます。腰が回転し始めると体重は「まん中」に移動、そしてラケットが振り終える頃には左足に移ります。

この一連の動きで、体重の割合が変わります。これが「体重移動」になります。ちなみに体重がかかっている場所が重心です。

ではスマッシュを打つ時、体重の割合はどうなっているでしょう?(右利きの場合)
右足に体重を乗せると、(左20:右80)となります。少しだけですが、左足にも残します。すべて右足に体重をのせると、バランスが取りづらいからです。

ショットを打った瞬間、つまりシャトルをインパクトするときです。体重は(左80:右20)このように、シャトルを打つとき「体重移動」が行われています。

体感する

さきほど、紹介した体重移動を、自分が使えるように身体で感じてもらうやり方を、お伝えします。まずはラケットはもたずにやってください。
自然に立ち上がった状態から、スタートします。自分の感覚で良いので、左足に80くらい体重をのせます。次は右足に体重を80のせる。そしてまた左足。これを10往復してください。

注意点その1
この図では、体重のかからない足が、地面から浮いています。足は浮かさなくてもいいです。わかりやすいように、あえて極端に図を書いています。

注意点その2
できるだけ、体の力を抜いてください。「ダラ~~~」っと全身を脱力するのです。
脱力しないと、体重の移動が感じられません。「ダラ~~~」としながら、ひだり~~みぎ~~ひだり~~と、やってみましょう!

体重の移動が感じられてきたら、次はしっかりと足に体重をかけていきます。動画の1分5~20秒を見てください。しっかりと重心を移動していきます。

ラケットを振りながら練習

体重移動を意識しながら素振りをします。「構えたときに、右足にのる」「クリアを打つ瞬間に左足にのる」これを特に意識します。

まずはゆっくり振ってください。フォームもこのときは正しいかどうか考えなくていいです。体重がきちんと移動しているか・・・その点だけ注意しながら素振りします。毎日30回やってください。練習日にはアップするときに、3分間だけでも取り入れましょう!

最後に基礎打ちなどで、クリアを打ちながら練習します。シャトルを打ちながらだと、どうしても力が入るので、体重移動の感覚が薄くなりがちです。最初は、シャトルがどこまで飛んでいるかは気にしないで行ってください。

そして徐々に力いっぱい打っていきます。体重移動は、すべてのショットの土台となる重要な技術です。ぜひ、練習してマスターしましょう!

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