バドミントン スマッシュにキレを出す打ち方を徹底解説!

「あなたのスマッシュはキレがない」

「キレがないから、レシーブしやすいね。」

何年か前に、私が対戦相手に言われたことです。とても悔しかったので、素振りをたくさんする。しかし、「キレ」のあるスマッシュは全然打てませんでした。どれだけ力いっぱいラケットを振っても「レシーブしやすいスマッシュ」になってしまう。

悔しいので、キレのあるスマッシュを打とうとチャレンジしました。しかし、「そもそもキレってなに?」と疑問がわく。どういうものか、わからないから打てないのは当然。

そこで、キレのあるショットを打つといわれる選手を何人か観察しました。そうすると、ある特徴が見えてきたのです。そして、私なりの答えを出す。この記事では以下を解説していきます。

  1. 「キレのあるスマッシュ」とは?
  2. 「キレのあるスマッシュ」を打つためには
  3. 「キレのあるスマッシュ」の練習方法

では、順番に解説していきます。

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キレのあるスマッシュとは

私が出した答えを先に言います。それは「予想よりスピードがあり、伸びてくるスマッシュ」。予想より速いシャトルが飛んでくるので、「伸びてきた」と感じたり「打ちにくい」と思うのです。

私たちは、対戦相手の「体型」「性別」「打ち方」「打つときの体勢」などを見て、「おそらくこのくらいのスピードで飛んでくるのだろうな・・・」と勝手に予想していると思います。

この部分は意識している人もいるし、無意識でやっている人もいるでしょう。キレのあるスマッシュを打つには、相手の予想を超えたショットを打つ必要があるのです。

キレのあるスマッシュを打つためには

キレのあるショットを打つ選手は、インパクトの時だけ力を入れていて、他は力を抜いている。普通、スマッシュを打つとき、構えて、肩を回しラケットを振り出します。

その時インパクトの瞬間以外は、全然力が入っていないように見えるのです。「力みがない」「脱力感」このような言葉を出すと、イメージできるでしょうか。

私が「キレのあるショットを打つ選手」を何人か観察したところ、みんな「リキみ」がないのです。力が入っていないかと思えば、インパクトの瞬間「パンッ」とカン高い、良い音を出しながら、相手コートにスマッシュが決まります。

逆に、いかにもパワー系で力がありそうな選手に「キレ」は感じませんでした。もちろんスマッシュスピードは速いですよ。しかし「キレ」ではないですね。予想通りの速さなのです。

キレのあるスマッシュの練習方法

最後に練習方法を、紹介します。2つコツがあります。

  1. 腕の力を、抜くこと
  2. シャトルの落下地点に素早く入る

まず、1つ目は脱力感を出すために「腕」の力を抜く練習をします。


左手を右肩の上にのせます。左手を支点にして、ラケットを持つ腕を「プラプラ」させます。このときのコツは腕の重さを感じながら、その重みで腕を動かすこと。腕を前から後ろに動かすことを、15回3セット行ってください。

できるかぎり力を抜く。1週間もすれば、力を抜くことに慣れてきます。この力を抜いた状態でラケットを持ち、スイングします。力を入れるのは、インパクトの瞬間だけ。

これだとスピードが出るの?と思うかもしれません。しかし、人は力を抜いたと思ってもすべて抜けいないのです。最低限の力はまだ入っているで、結果的に「ちょうどよい力加減」にななります。

2つ目のコツは、素早く落下地点に入る。腕の力を抜く、というと下半身の力も抜いてしまう人がいます。そうすると、シャトルの落下地点に入れずにスマッシュが打てなくなります。腕の力は抜くが、下半身はいつも以上に頑張って動かすように、意識しましょう!

以上、スマッシュにキレを出す打ち方を解説しました。ぜひ練習して、どんどん相手の予想を裏切るようなスマッシュを決めましょう。

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