「試合の当日、自分の出番が近くなってくると緊張してきませんか?」適度の緊張は良いですが過度になると普段通りの動きができません。
試合開始~45分前にこれから紹介する方法をやっておくと、程よくリラックスした状態で試合できるので良いパフォーマンスを発揮できます。
その方法がこちら。
- 呼吸を整える
- 脱力する
- 数を数える
順番に説明していきますね。
1、呼吸を整える
呼吸をゆっくり行うことで、体をリラックスさせていきます。大きく深呼吸を10回行います。この時の注意点は、他人の試合を見ながら行わないこと。
試合会場にいると、他人の試合が目に入ってきます。リラックスとは逆に興奮してしまうのです。試合を見ながら呼吸しても効果はかなり落ちますので試合が見れないできるだけ静かな場所に移動しましょう。
静かな場所がない場合は、イヤホンをつけてユーチューブなどでリラックスできる音楽を探し聞きながら行います。当然目はつぶったほうがいいです。
視覚、聴覚から余分な情報が入らないようにして、ゆっくりと呼吸を行います。
2、脱力する
身体の力を限りなく抜いてリラックスを行います。その方法の1つとして筋弛緩法をおすすめします。
寝て行うことがベターですが、椅子に座って行っても構いません。
左右の腕に全力で力を入れます。5秒力を入れたら10秒脱力します。これを2セット行います。
次は両肩に力を5秒入れて10秒脱力します。これも2セット。
両太もも、両ふくらはぎ、背中、全身と同じように行います。
すべて行ったら、全身の力が抜けていることを確認しながらゆったりとした気分で数分寝転んでください。
これでかなりリラックスできるはずです。注意点は床が冷たいとリラックスできないのでヨガマットなどを準備するといいですね。
3、数を数える ← イチオシ!
「たかが数を数えるだけで、リラックスできるって?そんな馬鹿な?」と、思ったあなた、これが効果があるんですよ!
呼吸をゆっくり行いながら、心の中で数を数えます。私の場合は100、99、98、97と数を減らしていきます。
まずはさっそく普通に心の中で100~90まで数えてください。
準備はできましたか?ではよーいスタート!!
100、99、98、97、96、95、94、93、92、91、90
はい、お疲れ様でした。
・・・いま数えてもらったスピードが基準のスピードになるので覚えておいてくださいね。
では具体的にどうやるのかを説明します。10倍速のスピードから最後は0.1秒のスピードまで落とします。
100~80までは基準のスピードの10倍速で数えます。
79~60は5倍速
59~40は3倍速
39~20は2倍速
19~10は1倍速
9~5 は0.5倍速
4~0 は0.1倍速
最後まで数え終わると、心に落ちつきがありかなりリラックスした状態になれるはずです。
いかがでしたか?
これらをおこなうと相当リラックスできます。ぜひ試してみてください。