試合前日に何をすればよいか悩んでいませんか?まかさハードな練習をやったりしていませんよね?前日はいままで練習してきたことを試合で出すために調整するだけ、と捉えてください。
ハードな練習は試合3日前までにやっておく。残りの3日間はコンディションを整えた方が試合当日のパフォーマンスが上がります。何かをやらないと不安になるのはわかりますが、やみくもに頑張らずに、落ち着いてやるべきことをやる。
一番いけないことは、何も考えずに準備せず試合に臨んでしまうこと。準備をすることで試合で自分の力を発揮しやすくします。
試合前日にはこれをやる
良い結果をだすため、試合前日にやっておくべきことを順番に説明していきます。準備を怠るとせっかく練習したことができなくなります。いままでの努力を100%出すために、やるべきこと。
- 身体のケアを入念に
- 心の準備をととのえる
- 試合前日の食事
すべてできれば、とても良いです。しかし、急に全部取り入れるのは大変ですので、まずは1つだけでもやっていきましょう!
身体のケアを入念に
「軽い運動」と「ストレッチ」をして身体をリラックスさせましょう。身疲れを抜くのが目的です。高校生や20代前半などでしたらハードな練習をしても翌日には回復します。
しかし体力に自信がないなら、いまさら頑張っても良いことはありません。疲れが残ってコンディションが悪いと、
1、体力がすぐなくなる
2、集中力が続かない
3、頭が働かず、相手の弱点など見つけられない
など、悪いことばかりです。試合中で上手くいかないと、「勝ちたい」というモチベーションも下がってきますしね。
運動は20~60分で汗をかく程度で十分です。日常生活や仕事などで疲れがある場合は歩くだけでもよいです。このあたりは自分の体力を考慮しながら調整してください。
肉離れなどの怪我が多い人は、お風呂にゆっくり入り、温かいまま寝ると良い。身体を冷やすと、せっかくの怪我の防止効果が少なくなってしまいます。温かいまま、気持ちよく休んでください。
余裕があればストレッチも行うと、よりいいですね。気持ちいい程度に伸ばしてください。特に自分自身、ケガが多い箇所を入念に行いましょう。
体力があり、「練習したいんだよ」という人は試合前日にやるべき練習と、必ず守ってほしい注意点
心の準備を整える
試合がある、と考えると緊張することがあります。あまり気にせずにできるといいですね。どうしても緊張するようでしたら、深呼吸を繰り返します。やり方は
- ゆっくり4秒ほど息を吸い込む
- 4秒間息を止める
- 8秒かけて息を吐き出していく。(8秒がキツい人は4秒でOK)
注意点は2つあります。数をしっかり数えていく、そして息が吸う、止める、吐くを意識すること。3~5分ほどリラックスしながら行うと、無駄な雑念が消えていくのがわかるでしょう。そうすると無駄なことを考えずにすむので、緊張が和らぎます。
まだ少し緊張が残っている人は、そのまま残しておいてください(笑)少々残っているのはやる気の表れだと思って前向きに捉えましょう。
「緊張なんてしないよ」って人はイメージトレーニングがおすすめです。やり方は、いままで自分の良いプレーを思い出してください。
気持ちの良いスマッシュと決めたとき、相手の強烈なスマッシュを、きれいにレシーブできたとき、強い相手に勝った瞬間などもいいですね。5~10分ほどやってみましょう。
シュミレーション(ボクシングでいうシャドー)を頭の中でやるのも有効です。興奮して眠れなくなるのも困るので、もし行うなら就寝1時間前は避けてください。
試合前日の食事
炭水化物をたくさん摂るようにします。試合のためのエネルギーを蓄えるため。細かい説明は省きますが、運動するためにも、脳を働かすために必要です。いつもより意識して、とり入れてください。
炭水化物はごはん、うどん、そば、パンなどがありますが、特におすすめは「パスタ」。反対に控えた方が良いものは、生ものや揚げ物です。生ものは、お腹をこわすリスクがあるので、あえて控えます。
てんぷらやからあげなどは消化が悪いのでやめておくのが無難。「とんかつ」もそうですね。「とんかつ」は「勝つ」という意味で、昔はよく食べさせられました。私も大好きなので、とてもうれしかったですが、効率よくエネルギーになってくれません。
あと果物もいいですね。試合前日は炭水化物と果物をたくさん摂りましょう。
以上、3つやるべきことをかきました。試合の前日にやっておくべきことを3つ上げましたが、まずは自分が気になるところからやってみてくださいね。準備すべきことをやって、試合に臨めばいい結果はついてきます。