試合前日にやるべき練習と、必ず守ってほしい注意点

試合を明日に控え、どのような練習をしたらよいのかわからない・・・そんな人に何をしたらいいのかを説明します。真面目な人ほど気持ちが焦っていろいろ考え込んでしまいます。

特に絶対に勝ちたいと思っている試合だと、気合が入っているのでたくさんのことを前日に行おうとしてしまいます。

大切なことはいつもの練習を行うこと。あまり複雑なことは考えなくてよい。また前日にやらないで欲しいこともあります。実際に多くの人が陥る失敗を書いていきます。

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試合前日にやる練習

試合前だから特別なことをやらなければいけない・・・などと考える必要はありません。やるべきことは、あなたの普段やっている練習をするだけです。

ただし、練習時間を短く、練習強度は弱く、回数を少なくする。試合回数を減らして、疲労が残らない程度で切り上げる。いつもの練習の30~50%ほどの強度で大丈夫。

体を動かし軽く汗をかけばよい。疲労を溜めないようにするのです。

  1. おすすめの練習
  2. 感覚の練習を多めに
  3. 新しいことはやらない
  4. コンディションが大事

これらの練習や考え方が重要です。

おすすめの練習

おすすめといいながら、変わったことはやりません。ランニングをして、ストレッチ、基礎打ちを行う。

社会人など、いつもの練習は「試合練習だけ」という人は、普段通り試合練習を行ってください。同じ練習や試合をすることで気持ちが、落ち着くという効果もありますしね。

のちほどくわしく書きますが、やれないことを練習しても、成功しなければ自信もなくなり不安が増えます。

いつも通りの練習でケガをしないように試合に向けて準備するだけです。特にストレッチを長くとってください。怪我の予防やリラックス効果もあるから。

感覚の練習は多めに

シャトルの感覚を失わないように練習する。ラケットにシャトルが当たる感触がいつも通りか確認するつもりでやってみましょう。

ヘアピンとショートサーブの練習を多く行う。

この二つの練習は感覚がつかみやすいし、疲労がたまりません。

ヘアピンはネットを挟んで二人で行う。ポイントは一生懸命行わない。ネットギリギリを狙ってミスばかりしていたら自信がなくなるから。

子どものように遊ぶつもりで、ヘアピンを続けてください。もし相手がいないなら、一人でシャトルを上に軽く上げて打つ。落とさないように30回ほど続けましょう。

次にショートサーブ。打つ感覚と、ネットからシャトルが浮いていないか確認。ミスするとそれだけで1点を与えてしまう重要なプレーです。

「いつもと感覚が違う」と思っても気にしないでください。知らず知らず気持ちが高ぶり、力がいつもより入っていることが多いから。軽く汗をかけば、力も抜けていつも通りの感覚に戻ってきます。

新しいことをやらない

試合前に不安になってきて、新しい技を覚えたい欲求がでてくることありませんか?

また強い人にアドバイスを求めると、いままでやったことがない技などを、教えてくれることもあります。このアドバイスが失敗の原因になります。

人のよい多くの初心者は、とてもありがたがってアドバイスを聞いてしまいます。結論から言うと「無視」してください。

決してやってはいけません。急に新しいことはできません。しかも教わった技を意識するあまりミスが増える。いままで練習してきたことを発揮することだけを考えましょう。

新しいことはやらない、これを必ず守ってくださいね。

コンディションが大事

「試合前日に軽めの練習だと不安になるよ」そんな声が聞こえてきそうです。しかし、疲労を溜めるといい試合をするどころか、格下にも負けることがあります。

私の実体験で苦い失敗の思い出があります。それは学生時代のラグビーの話。試合の相手は格下でいつもボロ勝ちしていた相手でした。指導者も油断していたのでしょう。身体を追い込むようなハードな練習を前日に行ったのです。

練習後はしばらくグランドで座り込み、部室に戻れないほどでした。試合当日はかなり疲れが残っていて、試合の後半途中まで点差の付かない試合展開。

身体が思うように動かず、普段しないようなミスを連発していました。しかも疲労のため頭が働かない、どうやって改善していくのわからない、最後にはパニックに陥ってしまいました。

なんとか、勝つことができましたが、試合中何もできなかったことが、忘れられません。これをきっかけに、試合前のコンディションが重要だと考えるようになったのです。

他のスポーツでは、ボクシングの減量失敗は目も当てられないくらいひどい。実力差があっても勝負の行方はわからなくなります。

いつもの練習を行う

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