「バドミントン」と「バトミントン」濁点がついているかどうかの違いですが、どっちが正しいのでしょうか?英語だとbadmintonと書くので「バドミントン」と読めます。漢字だと「羽球」と書きます。ちなみに漢字に読み方のヒントはありません。
バドミントンとバトミントンの言い方で経験者は初心者なのかわかります。判断基準の1つにしているのです。だから言い間違えると恥ずかしいですよ。
この機会に、正しい答えを覚えましょう。
バドミントンとバトミントンどっちが正解か!?
正解は「バドミントン」です。濁点が入っている方。「バドミントン」と「バトミントン」、日本ではどちらでも意味は通じます。ただ経験者に「バトミントン」(濁点のない方)と言わないように。
間違うと「何も知らない初心者だな」と烙印を押される。なぜか経験者は言い方にこだわりがあり、間違いが気に食わないのです。すぐに訂正されてますよ。
バトミントンというと恥ずかしい?
まだバドミントンを始めていない頃の話。経験者に「バトミントンやってるんだー」って言ったら、思いっきり「バドミントンだよ」って訂正されました。
当時は正直「どっちでもいいよ」って思いましたが、今は「バトミントン」と言われるとたしかに良い気分はしない。なぜかな?と考えると、理由がわかってきました。
バドミントンをやっている者からすると、「バドミントン」は体育館でおこなう競技、スポーツのことを指します。「バトミントン」は公園で家族やカップルが「キャッキャッ」と言いながら楽しみながら遊んでいるのを指します。
「バドミントン」はスポーツ店で売っている比較的高価なラケット、シャトルを使っている。「バトミントン」はホームセンターや100円均一などでラケット、シャトルがセットになって安価で売っているのを使う。
このようなイメージが経験者の頭の中にあるのです。別にそこに決まったルールがあるわけでもなく、協会が正式に表明してるわけでもありませんが。
バトミントンは遊びだろ?とバカにされて
経験者からすると競技としての「バドミントン」はとても激しいスポーツだと思っています。実際やったことがある人なら「激しい」と理解できると思います。
夏なんて30度を超える温度の中で風が入らないように、ドアを閉め切った中で練習するので熱中症が怖いし。そんなハードなバドミントンを知らない人は、公園で楽しんで遊ぶもの、そのイメージの延長で考えます。
私は学生時代ラグビーをやっていて、同級生にバドミントンのことを話すと決まって、鼻で笑うような感じで「そんな甘っちょろいスポーツやってるの?」とよくバカにされます。
「あーこいつはなにもわかってないな」と心の中で思いながら、バカにされた悔しさを押し殺します。経験者からすると競技は「バドミントン」、遊びは「バトミントン」と思っています。「バトミントン」と言われるとバカにされたようで、いい気分でなくなるのだと思います。
私も良い気分ではありませんし、私がやっているのは競技として激しい「バドミントン」なんだ!!と言いたいのです。
バドミントンが激しいことをその場で説明できないのが、とてももどかしですね。実際にプレーしたらすぐ理解してもらえますが・・・
ちなみに2019年9月現在では、バカにされることも激減しました。なぜならニュースでトップ選手の結果が多く流れるようになったから。先日もバドミントン世界選手権大会で男女ミックスすべてでメダルを取ったし。
桃田賢斗選手などトップレベルの試合をニュースで見て、「知り合いがバドってすごいねー」と言ってくれます。自分が褒められてるわけではないが、なぜかめちゃくちゃうれしい。経験者ならこの気持ち、わかってくれるはず。