ガットのテンションとは、ガットを張り上げたときの硬さです。
両手でラケットのフレームを持って、両親指でガットを押してみてください。
ガットの張りが強ければテンションが高いとかガットが硬いと言い、弱ければテンションが低いとか、ガットがゆるい、などとも言います。
ガットの硬さ加減によって、良い面と悪い面がでてきます。
また、攻撃型、守備型のようにプレースタイルでガットのテンションを変更する人もいます。
そのあたりを詳しく説明していきます。
もう一つですが、ガットのテンションを適当に決めてはいけません。
どのくらいなのか、参考に書いておきますね。
ガットのテンションは強さ・弱さでメリットとデメリットがあります。
ガットは自分に合ったテンションで張り上げないとクリアなどが飛ばなくなります。
メリット・デメリットについてはこちらの参考記事をごらんください。
ガットのテンションが高いことでのメリット・デメリット
ガットのテンションとプレースタイル
どんどんスマッシュを打って攻撃的に攻める人はガットのテンションが高い傾向にあります。上級者のなかには30ポンド以上で張る人もいるくらいです。
では上級者すべてがテンションが高いか、と言ったらそうでもありません。ガットをゆるめに張るとラケットからシャトルが飛び出すのが一瞬、遅くなります。その一瞬で打つコースを変えて相手を惑わす上級者もいます。
一般的には攻撃的なプレースタイルならテンションが高め。守備的、オールラウンダーはゆるめから普通のテンションといったところでしょうか。
ガットのテンションの目安
初心者が高テンションでガットを張るのはオススメできません。
社会人からバドミントンを始めた女子なら18くらいから張るのがオススメです。男子では20くらいでしょうか。
学生が部活で始めるのならプラス2ポンドほど強く張り上げるのが良いでしょう。スイングスピードや力の強さは個人で違いますので色々試すのがよいでしょうね。
余談ですが、ほとんどのラケットは適正テンションが19~24ポンドくらいです。
「高テンションでガットを張ってください」とショップの人にお願いすると「ラケットが折れるかもしれませんがいいですか?」と聞かれます。
つまり高テンションでラケットを張り上げるときは、ショップはラケットが折れても弁償してくれませんのでご注意を。