バドミントンに必要な基礎体力とは

初心者がバドミントンを始めて初心者が多くもらすひと言は「かなりきつい・・・」です。

軽い気持ちで、やってみると痛い目に遭います。

バドミントンは見かけによらず、ハードなのです。

よく思い浮かべるのは、公園でやるレジャースポーツの一つ。

体育館で行う、競技のバドミントンは別物だと思ってください。

もし中学や高校でバドミントン部の人がいれば、長距離走が得意か聞いてみてください。

長距離について、得意な人がたくさんいることにびっくりすると思います。

なぜ、バドミントン部は長距離走が得意なのでしょう?

それはバドミントン特有の競技性にあります。

前置きは長かったですが、バドミントンに必要な基礎体力とはどのようなものかを説明していきます。

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2つの体力

バドミントンは陸上競技で言うと「100メートル走の体力」、そして「マラソンの体力」があります。100メートル走は呼吸を止めた状態で走っています。

それを「無酸素運動」と言います。マラソンは呼吸をしながら走るので、「有酸素運動」と言います。

 無酸素運動をする体力と有酸素運動をする体力、つまりタイプの違う2つの体力がバドミントンが必要です。

持久力をつけるためのランニングは無駄

バドミントンは無酸素運動の割合が多いスポーツです。無酸素運動を取り入れたトレーニングをまず優先します。ランニングが100%無駄かというと、そうではありませんが効率が悪いです。

もちろん走らないよりはいいですので、コートが使えないときなど時間のある場合に行うと良いでしょう。

バドミントンがきつい理由

バドミントンは無酸素状態で試合をする場面が多いです。自分がシャトルを打ったらすぐに相手も打ち返してきます。試合展開も速いので、休んでいる暇はありません。左右に振られると足にも疲労がすぐ蓄積します。

フェイントをかけられ逆を付かれたりしたものなら、だんだん乳酸がたまり、足がガクガクになります。

私はよくバドミントンの経験のない高校生とシングルスの試合をよくやります。野球やテニスなどの部活に入っている学生も多いので、体力は一般人よりもかなりあります。

体力がある高校生といっても技術的に劣るので、負けることはありません。

ラリーもこちらから決めずに相手の打てるところに返しながら試合をします。そうすると21点一セットを終わるころには「もう無理」と言ってきます。中には一セットももたずに棄権する子もいます。

そんなに「キツくない」という学生もたまにいますが、キツくない学生はシャトルを上手く打ち返せないのでラリーをしていません・・・

体力がある高校生でもバドミントンは、全力で動いて呼吸はできないし,普段使わない足の筋肉も使うので「キツい」と言うのです。ではどのようにバドミントンに必要な基礎体力をつけるのか?

効率よく基礎体力をつけるには

効率よく基礎体力をつけるには「ランニング」でも「100メートル走」でもありません。その練習とはずばり「フットワーク」です。

ホームポジションから右ネット前、左ネット前、右奥、左奥と動きます。フットワークは本数を決めて無酸素運動で行うことで基礎体力が養われます。

さらに足の運び方も身につきます。さらにさらにコートの広さなどの間隔が養われて一石三鳥と、とても効率の良い練習方法なのです。

フットワークの練習方法はまた今度書きますね。今日は以上です。

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