相手がカットを打ってきても、なかなか反応ができない・・・
反応しても遅くて悩んでいる・・・
そんな人は何ができていないのでしょうか?
なにが足りたいのでしょうか?
まず「もし反応が早くなればどのようなことができるか」考えてください。
- もし反応が早ければ、いままで1歩届かなかった球がレシーブができます。
- いままで間に合わなくて、ネットにヘアピンをおいていた球を、プッシュして得点できるようになります。
自分自身のフットワークスピードを上げるにはかなりのトレーニングが必要になります。
しかし、反応をよくするコツを意識していけば、フットワークが遅いのもカバーできてしまいます。
なので、よく読んで実践してみてください。
ではいきます。
反応が遅い人の改善ポイント
あきらかに自分よりスピードが遅くて、太っているのにあの球に反応できるんだろうって人いませんか?中には自分より一回りも年配の人でも自分より動けている人です。
逆に若くて動けるのに反応できない人もいます。どこが違うのかというと相手が打つショットを「予測」しているかどうかです。
相手の打つ前にどこに打つか「予測」してますか?
バドミントン歴が長いとそれだけ経験の数が違います。自然と相手の打ってくるコースが読めて反応が早くなります。では初心者はどうするのかと言うと意識的に「予測」をすることで経験数を補います。
予測を常にするクセを身につけることで読みが鋭くなってきます。相手がカットを打ってくるのか、クリアなのかスマッシュなのか、できるだけ予測して試合をしてください。
余談ですが、ソフトテニスでインターハイに出場する選手と、バドミントンで試合をしたことがあります。動きは速いですがこちらのショットが読めないので動きだしが遅かったです。
そのことから考えると、予測できると反応が早いし、フットワークが少々遅くてもカバーできるのです。
反応が早くなる「予測力」が3倍速く身につく方法とは
3倍速くなるというと画期的な方法かというと残念ながらそんなことありません。でも効果はかなりありますよ。その方法とは他人が試合しているコートの真後ろに立ち、相手が打ってくるショットを予測することです。この方法なら体は疲れません 笑
この練習を3週間つづけるとかなり予測ができるようになってきます。バドミントンの練習時間は限られています。「ボー」っと試合に入るのを待っているのはもったいないですからね。
注意点としては自分よりかなりの格上の試合ではやらないこと。自分のレベルと同じか少し格上の相手で予測の練習することをおすすめします。あまり強すぎる相手だと自分の想像を上回りすぎて「予測」の練習になりません 笑
四隅を意識する
コートの四隅つまり左右のネット前、そしてバックラインです。コートの四隅ギリギリに打つことで相手はベストショットを打ちづらくなります。つまり、いつもよりスマッシュが遅かったり、クリアが短かったりと相手の攻撃力が減るのです。反応が遅くても相手の攻撃が弱いと形勢は逆転できます。
四隅への打ち分けが難しいなら、まずはバックラインを意識して打ちましょう。試合前のウォーミングアップするときに意識し、バックラインを狙って、クリアやロブを上げてみてはいかがでしょうか。