マナーが悪いと言われない為の、注意すべき行動とは?(基本編)

バドミントンでは練習や試合をするときに、暗黙の了解のようなルールがあります。

地域や各サークルで多少の違いはありますが、守らないと「マナーがなっていない」など言われてしまいます。

マナーなので、守らないと罰則があるがあるわけではありません。

でもお互いに気持ちよくゲームをするために覚えておいた方がいいですよ。よくある場面は、

  • 試合開始前の挨拶
  • 相手の身体に当ててしまった時
  • 対戦相手のコートに返球する時
  • フレームショット
  • ネットイン

などがあります。

では、1つ1つ解説していきますね。

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試合開始前の挨拶

対戦相手とパートナーに「お願いします」と声をかけます。学生でしたら大きな声で挨拶できれば、より良いでしょう。また、軽く会釈をするサークルもあります。その辺は臨機応変に行います。大会の場合は、握手をしますので、そのときに挨拶するのがいいですね。審判・線審がいるときは、もちろん審判・線審にも挨拶します。

挨拶は非常に重要です。積極的に行いましょう。

相手の身体に当ててしまった時

試合中に相手にあたってしまうことがあります。偶然の時もあれば、わざと相手を狙うときもあります。どちらにしても「すみません」「ごめんなさい」の一言が大切です。のちのち遺恨が残りますから(笑)

手を上げて無言で謝る場合もあります。上級者、経験者に多い謝罪のやり方です。覚えておきましょう。

対戦相手のコートに返球する時

丁寧にネットの上から返球しましょう。相手が右側にいるのなら右側に。左側なら左側に「ふわっ」とアンダーハンド(下から打つ)で返します。

なぜそのようにするのか、くわしく理由はわかりません。昔から言われていて、伝統のようなものでしょうか。たしかにネット下から返すと雑に、ネット上から返すと丁寧な感じはしますね。

ところで、実業団の試合では、ネットの下からラケットを使って転がすように返しています。これは海外ではネット上から返さない国もあるので、それをみて真似したのではないかと思います。

日本のやり方を知った上で、海外のやり方をやっている上級者の行為です。なので真似しないほうが良いですね。

また、まれにオーバーハンド(上から打つ)で返す人もいます。おそらくアンダーハンド(下から打つ)だと相手コートに届かないからだと思います。その場合は前に移動してから打ちましょう。オーバーハンド(上から打つ)で返されると攻撃されている感覚に似ていて、良い気分にはならないからです。

フレームショット

フレームで打つと予想していない所に飛ぶのでよく決まります(笑)ただ狙った所に打てていない、偶然に決まったショットです。得点が入ったからと喜んでいると、相手は良い気がしません。申し訳なさそうに謝ってください。

ネットイン

自分が攻めていて、ネットぎりぎりを狙って打ったのなら喜んでもいいでしょう。事実、上級者は本当にぎりぎりを狙います。しかし自分が不利の場面、例えば相手にスマッシュなどで追い込まれていて、返球が偶然ネットインした場合などは謝りましょう。

偶然に入ったと言うところが「謝る」かどうかの判断材料ですね。

まとめ

マナーは規則ではありません。地域や年代によっても違いますので、あなたの周りの人に聞くと良いでしょう。案外独特のルールが存在しますので・・・

「マナー」を知ってしまったら、「マナー」をやってくれない相手に「イラッ」としてしまう・・・私もそんな時期がありました。しかし、相手のことは気にしても変えられません。
気にしないように。

社交辞令のように謝るのも、相手に失礼ですから注意を。自分自身はマナーを守って楽しんで、バドミントンをしましょうね。

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