地域の大会や市民大会などで、同じチームメイトや友達をコートの近くで応援したいですよね。
体育館の観客席で声を出すよりも、となりで応援すると、選手の力になります。
しかしながら、選手や審判に近いため、気をつける応援マナーが多々あります。
応援するつもりでも、マナー違反をしてしまうと審判に悪い印象を与えたり、
最悪の場合、相手に点数が与えられます。
力になるつもりがチー、逆に邪魔をしてしまい不利になりかねません。
それではいくつか紹介していきますね。
私語は厳禁
選手や審判に近いため、声が筒抜けです。声がうるさくて選手が試合に集中できないことがあるので、プレー中は特にしゃべらないようにしましょう。
プレーが途切れたときには「ナイス!」「ドンマイ!」「一本」「ストップ」などと言って選手を応援してください。
また、選手がサーブを打つときは静かにします。たまにサーブを「打とう」としている時に声を出す人がいますが、やめたほうがよいですね。
相手選手のことは言わない
自分の応援する選手に勝ってもらいたい為に、対戦相手を罵倒したり、威嚇、脅すことは絶対にダメです。当たり前なのでまずやらないとは思いますが、たまにあるんですよ。
以前、ジュニアの大会で実際にありました。保護者が熱くなり過ぎて、相手がミスをすると小馬鹿にするように「ドンマイ」といったり、スマッシュを決めると「ナイスショット」とわざと言ったりしていました。
外から見ていて気持ちの良いものではありませんでした。
コードサイドには座らないように
応援する選手の後ろ側に座りましょう。後から声をかけて選手を奮い立たせられると良いですね。コートサイドから試合を見ている人もいますが、その場合は応援よりも観戦ということになります。
ラリー中は移動しない
実際にやってしまっている人が大変多いです。選手はシャトルを見ているので目に入っていないかもしれません。でも少しでも試合を邪魔する可能性があるのなら、やらない方がよいですね。
一つのラリーが終わるまでの時間は少しです。プレーが切れてから、立ち上がり移動してください。また審判や線審の前は横切らないように。コート内を横切るのはもってのほかですね(笑)
「イン」「アウト」を選手に教えてはいけない
シャトルがインプレーの時、コートの外からのいかなる種類のアドバイスも絶対にしてはならない。 公益財団法人 日本バドミントン協会発行 競技規則
有利になるようなアドバイスをするとマナーを越えてルール違反になります(笑)試合を応援しながら見ていると、選手よりも「イン」か「アウト」かがわかりやすいですね。
クチを出したくなるのはわかりますが、自分で判断できることも、実力の一つです。グッと堪えてください。
ちなみにアドバイスと判断されると、審判から警告を受けます。それでも繰り返す場合はフォルトを取られることもありますので、注意しましょう。