正しいレシーブの打点がわらかないならコレ!

バドミントンのレシーブの打点はどこか知っていますか?「レシーブは前でとらえろ!」とよく書籍に書いてあります。

しかし、前で打ちすぎても逆に飛びません。私も初心者の頃、前と言われるけどどこなんだろう?と迷いました。先日も、打点がわからないと質問がありました。

Rさん「レシーブは前で打て、ってよく言うじゃないですか?」

私「はい、そうですね。前でとると、威力のあるレシーブができます。」

Rさん「でも、具体的にどのくらい前かわかりません。数値で20センチや30センチと言ってもらえませんか?」

私「自分の体に対して、何センチ前と距離では測れません。でも正しい打点を教えますよ。」

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レシーブの打点習得法

正しいレシーブの打点は肘の角度で決めます。人それぞれ体格や腕の長さが違うので「体から〇〇センチ前」と決められないから。肘の角度が正しければ自動的に正しい位置にラケットが来ます。

打点が間違っているとコート奥までシャトルが飛ばず、相手にスマッシュを撃ち込まれます。ぜひ身につけてください。

肘の角度

肘の角度が150~160度で打つ。この位置が正しい場所です。やり方を説明しますね。

まずラケットを持ったまま、腕をまっすぐ伸ばしてください。小学校の時によくする「前へならえ」のようにピンと伸ばす。

そして、肘の力を少し抜くと、自然と150~160度くらいになります。そこが強く飛ぶレシーブの打点です。

「思ったより、前だなあ」と私も最初は思いました。しかし、シャトルの当たるインパクトの瞬間に「肘の角度」が、狭いと全然飛びません。

「肘の角度」が狭くて、打点が後ろの場所で打っている人を見かけます。そうするとシャトルを飛ばすのにすごく筋力が必要。球をとらえる効率的な場所とは言えません。

そして1枚目の写真で、ラケットの向きにも注目。少し上を向いていますね。この打点で打つと、自然に高く返球できるレシーブになります。

間違った打点

肘を170~180度にまっすぐのばしてみました。明らかに前過ぎる打点。ここまで行くと、伸ばしすぎです。全然飛ばないし、シャトルの衝撃が直接に肘にきて、負担がかかりケガをしやすいので伸ばしすぎに注意。

そして、ラケットの角度を見てください。上を向きすぎていて、コースをコントロールできません。

「前でレシーブをとらえる」という言葉にだまされて、間違った打点で打たないように、注意しましょう。

強く打つには

肘は曲げずに、体にある空間でラケットを、しっかり振るようにする。正しい打点で当てテイクバックができればシャトルは飛びます。

ラケットを引きながら勢いをつけ振りながら、正しい打点でシャトルをヒットする。これで「レシーブ」が完成するのです。

私自身、初心者のころ、どこっで打ったら飛ぶのか悩んでいました。「前でとれってどの辺だよ?」「腕を伸ばすと力が入らないよ」と思っていました。

この記事で正しい打点を覚えて、レシーブが上手くなってください。

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