バドミントンのフットワークが、遅いと悩んでいる人はとても多いです。先日も相談を受けました。名前はBさん
中年の男性ですが、普段マラソンもしていて、足腰はしっかりしています。練習中にその人のランニングを見てると、走ることに関して遅くなさそう。
Bさんの50メートルのタイムを聞てみても、全然遅くないのです。でもフットワークは遅いです。実際に試合をしている所を観察してみました。
そうすると、気になることを発見。では、なぜBさんはフットワークが遅いのでしょう?それは・・・
一歩目の足を出すのが遅い
相手がショットを打って、どこにシャトルが飛んでくるのか、判断したらすぐに一歩目を出すようにしましょう。
足を動かさないと、行きたい方向に進めません。同じ年齢、同じ性別の人が、同時にフットワークを開始したなら、それほどスピードは変わらないです。
だから、大切なのは始めの一歩です。始めの一歩を「とにかく速く動く」と、いつも考えながら意識しましょう。
また、よくシャトルを目で追って、足が動いていない人を見かけます。動かないと、ますますフットワークが遅くなりますね。
まず動き出すことが大切です。
フットワークの一歩目を速くするには
フットワークの遅い人は一歩目に問題があると言いました。ではどうしたら一歩目を速く踏み出せるでしょうか?
それには「リアクションステップ」を使います。相手がショットを打った後に、素早く少しだけジャンプするのです。
詳しく知りたい人は
絶対まちがえるな!リアクションステップのやり方
フットワークが遅い人は、いつも「かかと」をベタっと床につけて、シャトルを待っています。
「トントントン」っと、リズムよく動くことが、フットワーク上達の大切なポイントです。
「リアクションステップ」が使えると、自然にリズムよく動けるようになります。ぜひ練習に取り入れてみてくださいね。
フットワークの練習が、どうしても「きつい」ならば
見ていてフットワークが速いと思う人は、動き出しが速い、そしてもう一つあります。
それは、相手が打つ前に動き出していることがあります。
いわゆる「先読み」です。
フットワークの速さにくわえ、「先読み」ができればとても強力な武器になります。こちらも身につければ強力な武器になりますよ。